二泊三日のハワイ島小旅行に行ってきました。火山を観に行った訳では無いのです。自分で作らない食事は良いものですが、何が出るのかちょっと心配です。さくらと書かれた看板に引かれたので入りました。得てしてこの様な名前の日本食は、韓国人や中国人が経営しています。インテリアを見て中国系とかんじました。揚げ出しとうふと鍋焼きを頼みました。出てきて揚げ出しトーフは暑いお湯を通したもので、揚げてません。真っ黒いドロドロの液体の中に首まで浸かって、アップアップしている感じ。真っ黒い液体は、みたらし団子のたれをもっと甘くした感じのもの。
唯一似たものは、かつぶしだけ。揚げた様に見えるのはなんだか得体のしれないものがコーティングされている。
鍋焼きうどんは、確かにうどんでしたが、入っていたものは目玉焼き、椎茸、さつま揚げ(どうして?)栄養失調のエビ2匹、チンゲンサイ、カマボコでした。
日系人が多くても日本のあじには程遠いものに変化してしまっているんですね。
照り焼きなども、日本では塩気と甘さがびみょうなハーモニーを作り出していますが、こっちのは只々激甘なドロドロで塩っ辛い(片栗粉入れすぎ。もう糊といったレベルです)大きなホテルのお高いレストランだと本格的な日本食を出してくれると思いますが、高価すぎます。
次の日は気をとりなして地元民に人気のあるレストランでサイミン(ラーメンの親類で、大昔母が作ってくれたインスタントで無いラーメン、味は魚と塩で出汁をとったみたい。
かなりおいしいです。入っていたものは、四角い塩味のサイコロ切りの卵焼き、海老2匹、それに、外側が真っ赤なチャーシュー。日本のチャーシューの様に味が染みてませんでした。
最後にヤケになって、小麦粉を使ってないチョコレートケーキを頼みました。今まで食べたことないくらいおいしいものでした。口に入れるとホロリと溶けていきます。ふつうのケーキの様な、舌にのこるていこうかんが無いんです。茶さじと比べると大きさがわかると思います。食べきれるかと思いましたが、あっという間に完食。もっと食べたいくらいでした。